5月に入り暑い日も増えてきました。半袖の方も多々見かけます☀
もうすっかり初夏ですね。
ソレイユファーマシー豊中薬局のUです(^^)/
お出かけに適した季節にもなってまいりました。
Uはディキャンプに出かける予定です☆彡
さて、お薬に関してのお話なのですが、
今社会問題にもなっている「残薬問題」についてご存じでしょうか☝
ご自宅にお薬💊残っていませんか???
飲み忘れてしまった薬(残薬)は薬局を活用してぜひ見直しましょう!!
☝残薬とは☝
「残薬」とは病院等からもらい、飲み忘れ等によりご自宅に残ってしまった薬のことです。
ご自宅に残薬がありませんか? ご家族や介護者の方が残薬に気が付くことも多くあります。
残薬は薬の適正使用や医療費の観点から社会問題の一つとなっており、
厚生労働省の資料によると残薬の金額は年間500億円にもなると言われています。
薬が適切に服用されていないと十分な治療効果が得られず、
お体に良くない状況となってしまったり、
治療期間が延長してしまうことがあります。
また、ご自宅に残薬があると、飲み間違いや誤飲の原因となってしまいます。
☝なぜ残薬が発生するのか☝
残薬が発生する主な原因や理由は次のとおりです。
・飲み忘れや飲む量、回数の間違え
・患者様の不安や自己判断により薬の数を減らしたり服用を中止する
・服用時間が生活習慣にあっていない
・薬の管理ができていない
・残薬があると言うと失礼だと思うため相談できない
☝残薬がある場合☝
ご自宅に残薬があれば、医師や薬局の薬剤師に相談しましょう。
医師には言いづらい等お悩みであれば・・・薬局を活用して残薬を見直すことにより
処方日数の調整(残薬再利用)や、飲み忘れ対策等が可能となります!
残薬と薬の袋や説明用紙、お薬手帳等を持参し、かかりつけ薬局もしくは
お近くの薬局へ相談してみましょう。
☝薬局でできること☝
①残薬数を把握し、医師へ処方日数の調整を提案します。
②残薬の発生状況について確認し、医師へ患者様の生活習慣に合った
用法への変更などを提案します。
③服薬が困難な薬について、錠剤から粉薬など飲みやすい薬の形への
変更を医師に提案します。
④1回に何種類かの薬を服用する場合、1回服用分ごとにまとめて(一包化)袋に入れます。
※残薬確認や相談には、持参した残薬等だけでなく薬局が持つ過去の記録も使用しますので、普段調剤を受けているかかりつけ薬局が一番です。かかりつけ薬局がない場合はお近くの薬局へご相談ください。また、薬局によっては残薬相談の時間や方法等が決まっている場合もあります。
※薬局で残薬を回収できる場合もありますが、薬局で回収した薬を
他の方に使うことはありません。また、薬の種類によっては
薬局で回収できないものもあります。
※薬を買い取ったり、返品できるわけではありません。
☝薬の管理のためにお薬手帳を活用しましょう☝
残薬がある場合には伝え忘れないようにお薬手帳に記載し、
医師や薬剤師に見せるのも一つの方法です。
☆彡まずはお気軽に薬局までご相談ください(^^)/