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【コラム:高齢者の病気】骨がスカスカに!?骨粗しょう症について

骨がスカスカに!?骨粗しょう症について

骨が脆くなって、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなってしまう「骨粗しょう症」は、目に見えて分かるものでもなく、痛みもないので自覚症状を感じにくい病気です。
今回は、意外と実態の知られていない、そんな骨粗しょう症の症状と予防についてご紹介します。
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症は、骨が弱くなることで骨折しやすくなってしまう骨の病気です。
健康な状態の骨は組織の密度が高いので、ちょっと転んだだけでは骨折することはありません。
しかし、骨粗しょう症になると、骨には“す”が入った(本来は均質であるべきものの中に空間が出来ること)ようなスカスカな状態になってしまい、骨は脆くなってしまいます。
くしゃみや咳などのちょっとした衝撃で骨折し、そのまま要介護状態になってしまうケースもあります。
 
骨の密度が低くなる原因は、骨の新陳代謝が効率よく行われていないことにあります。
古くなった骨は新しい骨へ生まれ変わるために、古い組織を溶かして新しい骨を作る準備をします。
新陳代謝が効率よく行われない場合、溶かした部分を埋める作業が追い付かないので、骨がスカスカになってしまいます。
骨粗しょう症は、閉経後の女性に多くみられます。
女性ホルモンの一種である、骨や皮膚などの形成には欠かせないエストロゲンの分泌量が一気に減少し、骨の形成が追い付かなくなってしまうことが原因です。
 
また、胃の切除やステロイド剤の投薬が原因で骨粗しょう症になることもあります。
 
 
骨粗しょう症の症状について
骨粗しょう症の症状は分かりにくいので、痛みのない初期段階では外出や家事が億劫、辛いと感じる程度で、「疲れているだけかもしれない…」と見過ごされてしまうことがあります。
 
また、腰が痛くてレントゲン検査をしても椎間板や脊髄に異常がない場合は、骨粗しょう症の可能性もあります。
骨粗しょう症が原因で骨折してしまうケースの中に、自覚症状がないまま、気が付いたら骨折していていたということがあります。
実際にポキッと折れて痛みが伴う骨折ではなく、荷物を持ち上げたり、尻もちをついたりなど、ちょっとしたことの積み重ねで少しずつ背骨がつぶれてしまいます。
 
背骨は一つ骨折すると他の骨に負担がかかってしまうので、周辺の骨から連鎖的につぶれていくことがあります。
背骨が骨折している場合、痛みなどを伴う症状は感じにくいものの、背中や腰が曲がる、背が縮むなど、見た目で分かる症状が現れます。
背骨が曲がると前傾姿勢になるため内臓を圧迫し、息苦しさを感じたり、食事をしてもすぐに満腹感があったり、逆に食欲不振になったり、便秘になるなどの症状へつながります。
 
 
骨粗しょう症を予防するには?
男女問わず、加齢に伴って骨の密度は減少しますが、特に女性ホルモンの分泌が少なくなる閉経後の女性は骨粗しょう症の予防を心がけたいですね。
骨粗しょう症を予防するためには、カルシウムを摂取するだけでなく、効率よくカルシウムを吸収させるために食生活を見直すことも大切です。
 
骨の代謝に効果的なビタミンDと、骨の形成を促してくれるビタミンKを効率よく取り入れましょう。ビタミンDはカツオをはじめとする魚介類や、きくらげなどにも含まれています。
ビタミンKは緑茶などにも多く含まれているので、食後のコーヒーをお茶に変えるだけで、無理のない範囲でストレスなく予防することができます。
 
また、運動不足も骨密度を低下させてしまう原因になります。
ウォーキングやジョギングなど体を大きく動かしたり、日頃から出来るだけ階段を使ったり、一駅分歩くなどの簡単な運動でも骨粗しょう症は予防することができます。
太陽の光を感じながら、散歩やストレッチなどの短時間の運動でも予防効果はあるので、出来るだけ体を動かすように意識しましょう。
 
 
まとめ
高齢者が陥りやすい骨粗しょう症ですが、日本人を対象とした研究によると、骨密度の形成は18歳ごろにピークを迎えるので、10代前半から気を付けておいた方が良いと言われています。
「まだ若いから大丈夫」と油断することなく、食生活や日頃からの運動を心がけて骨粗しょう症の予防に気を付けましょう。

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