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ソレイユファーマシー豊中薬局💊 1月号 冬場の脱水対策

🎍明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします🎍

ソレイユファーマシー豊中薬局のMです(^^)/

年が明けて、今冬は例年になく寒い日が続いていますね⛄

寒くなる→空気が乾燥する→暖房を入れる→さらに空気が乾燥する…と悪循環な気候です。

【脱水症とは】
体の機能を保持するために重要な役割を担っている体液は、人間の体の約6割(高齢者の場合は約5割)を占めているとされ、

血液・リンパ液・消化液などから構成されています。体液は、体外に出ていく水分量・塩分量と、体内に補給する水分量・塩分量が同じくらいのときに、

ちょうど良いバランスを保てています。しかし、大量に汗をかいたり、発熱や下痢などの体調不良で水分が失われたりすることで、

体内に必要な水分量と塩分量が十分でなくなる場合があります。そうした状態が脱水症です。

冬場の脱水の厄介なことは、自覚症状なしに脱水が進み知らず知らずのうちに危険な状態に陥りやすいということがあります。

●軽度
皮膚の乾燥が見られます。唇がカサカサしていたり、口の中が乾燥していたりする場合は、脱水症を疑う必要があります。

また、通常であれば汗で湿っているはずの脇の下が乾いた状態になっているときも要注意。手の甲の皮膚をつまんだ後にすぐ戻らない場合や、

爪を押してから色がすぐに戻らないときも、乾燥しているサインです。
脱水症のサインは行動にも表れます。ボーッとしたり、「傾眠傾向」といわれるうとうとしている状態が頻繁に見られたりするようであれば、

脱水症を起こしている可能性があります。そのほか、めまいやふらつきなどの症状が出ていたり、手足の末端が冷たくなっていたりするときも、

血流が悪くなっている証拠なので、注意深く観察してください。

●中度
軽度の状態から症状が悪化すると、頭痛や吐き気などを訴えることがあります。
また、体の水分量が不足し、汗や排尿の量が減るため、トイレの回数をチェックしてください。
さらに、体から水分が抜けたことによって体重が減少したり、嘔吐や下痢など、明らかな体調異常が見られたりすることがあります。

●重度
症状がさらに進むと、話しかけても反応がなくなり、意識がもうろうとしたような状態になる場合があります。

ひどいときは、意識を失ったり、体の痙攣が起こったりします。

 

そうならない対策としては

1,一日に必要な水分量を知っておく → 一般的にお年を召された方の1日に必要な水分摂取量は、

体重1キログラムあたり約40ミリリットルといわれています(50㎏の人で約2Lになります)

2,部屋の温度や湿度を調節する → 寒いからといって暖房器具の設定温度を高めにせず、室内に濡れタオルや洗濯物を干す等して加湿に気を付ける。

3,定期的に水分を補給する → あまり間をあけ過ぎないように注意しながら、定期的に水分補給をするよう促しましょう。

本人にのどが渇いている自覚がない場合もあるので、そのときは周囲からの声がけが必要です。

4,好みの飲み物、フルーツやゼリーを摂る → 好みのものでないと口にしなかったり、水物だと多くは飲めないので水分の多いフルーツやゼリーでも摂ることができます。

冬こそしっかり水分を摂って脱水を防ぎましょう(^_^)v

 

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