ソレイユファーマシー豊中薬局💊 2026年3月
🌸春の訪れを目や鼻のムズムズで感じてる方が多いのではないでしょうか🌸
花粉のピークはおよそ3月末だそうです💦
症状が重い方は薬を上手に使って、なんとか乗り切っていきましょう!

ソレイユファーマシー豊中薬局のUです(^^)/
Uは花粉症ではないようです、が、俗に言う「モーニングアタック」が通年あります♪
(※モーニングアタック=朝起きぬけに鼻がムズムズしがち)

さてさて・・・☝☝☝
今回は【高齢者の服薬】について
加齢とともに飲みこみがうまくいかず、服薬がうまくいかない・・・。
「薬を飲むのがつらそう」「錠剤をむせてしまう」「苦い薬を嫌がる」——
少しの工夫で、薬の飲みにくさは改善できます。
高齢者が薬をスムーズに飲める方法を簡単にご紹介します。

① 簡易懸濁で飲みやすくする
錠剤が飲みにくい場合、簡易懸濁法(かんいけんだくほう)を使うことで飲みやすくなります。
簡易懸濁法とは、錠剤を水やぬるま湯に溶かして、液体の状態で服用する方法です。
ただし、薬によっては適さないものもあるため、必ず薬剤師に相談してください。
《やり方のポイント》
• お湯の温度を調整する → ポットのお湯と水を2:1で混ぜ、
55℃のお湯を作ると錠剤が溶けやすくなります。
② 錠剤をOD錠や散剤に切り替える
錠剤が飲みにくい場合、口の中で溶けるOD錠や、粉状の散剤に変更することで飲みやすくなります。
《切り替えが有効なケース》
• 錠剤がのどに引っかかる → 口で溶けるOD錠にすることでスムーズに服用できる。
• 苦い薬が飲みにくい → 別のメーカーに変更することで味が改善されることもある。
《相談のポイント》
• 「飲み込みが難しくなった」
• 「この薬の味が苦手」
薬剤師に困っているポイントを具体的に伝えてください。最適な提案をしてくれます。
③ とろみ剤を使う
水やお茶だけでなく、服薬時にとろみ剤を使うと、薬をスムーズに飲み込めることがあります。
《とろみ剤が役立つ場面》
• 誤って気管に入るのを防ぐ → むせるリスクを減らせる。
• 錠剤が飲みにくい場合 → とろみをつけた液体と一緒に飲むとスムーズに。
※とろみ剤は、嚥下障害の程度によって濃度を変える必要があります。
④ 外用薬(パッチ・湿布)に切り替える
飲み薬が難しい場合、皮膚から薬を吸収する外用薬に変更できることがあります。
《外用薬が役立つ場面》
• パーキンソン病・認知症 → パッチ剤が使われることがある。
• 痛み止め(鎮痛薬) → 湿布に変更することで、服薬の数を減らせる。
《相談時のポイント》
• 「薬の数を減らしたい」
• 「飲み込みが難しくなった」
と伝えると、適切な提案が得られます。
痛み止めを使用しているのであれば、痛みの頻度によってお薬を頓服に変更することもできます。
※服薬の数を減らす方法もある
高齢者は、さまざまな病気の治療のために複数の薬を処方されることが多く、
「ポリファーマシー(多剤服用)」 の状態になっていることもあります。
薬が多いと、飲み間違いのリスクが高まるだけでなく、飲みにくさも増してしまいます。
⑤ オブラートで味や匂いをカバー
粉薬や苦い薬が飲みづらい場合、オブラートを使うことで、味や匂いを気にせず服薬できます。
《使い方のコツ》
• 包んだ後に軽く湿らせる → そのままだと喉に引っかかるため、
水で少し湿らせるとスムーズに飲み込むことができます。
• 手軽に試せるので、苦い薬が苦手な方におすすめです。
※服薬ゼリーなどもありますが、薬との相性の確認が必要です。
◆嚥下障害の原因が薬の副作用のときも◆
気付かないうちに、いつも飲んでいる薬の副作用で、嚥下障害を起こしていることもあります。
これを薬剤性摂食障害といいます。
たとえば、頻尿やアレルギー症状の薬、抗精神病薬などによっておこる「口の中の乾燥」は、
よくある副作用のひとつです。
また、睡眠導入剤や抗不安薬には、「筋肉の伸縮力をゆるめる」といった
副作用(筋弛緩作用)があり、日中や食事中でも急に眠気が出ることがあります。
一般的に軽いと思われる副作用でも、高齢者やもともと嚥下障害がある場合は注意が必要です。
薬を変えたときや、新しい薬をつかい始めたときなどに、上記のような症状に気付いたら早めに医師へ相談しましょう。

ちょっとした働きかけ・工夫・気付きで、介助者と高齢者に大きな安心と笑顔が生まれます。
困ったときはぜひ薬剤師や医師に相談してください。

